太陽の子 芝浦一丁目保育園

※以下、個人の感想です。

 

保活2件目は、太陽の子芝浦一丁目保育園。愛育病院の裏手三分ほどのビルの二階と三階になります。

 

ビル入り口からエレベーターに乗って二階へ。エレベーターを降りた踊り場のところがベビーカー置き場。今日は10台ほど置いてありましたが、まだ余裕はありそうでした。

今日はお散歩から帰って来た保育士さんと鉢合わせたためドアが開け放してあり、入り口のロックは確認できませんでしたが、入園時に渡されるICカードが無いと入れないそうなので、ロックはあると思われます。また、二階と三階それぞれに監視カメラがあり、園に入ってすぐ右手の事務所で、モニターを見れるようになっていました。

 

まずは、事務所で園長先生からご説明。方針等については、運営母体のHITOWAキッズライフ株式会社に沿っていて、以下に力を入れているそうです。

*絵本

移動図書館と連携し各クラス2ヶ月ごとに絵本の入れ替えを行ない、年間60冊くらいの絵本に触れられるとのこと。絵本の読み聞かせについては、保育士さんの技術向上を目的とした、オリジナルの絵本検定というのを実施しているそうです。また、お誕生日会などのイベントでは、しろくまちゃんホットケーキやはらぺこあおむしケーキなど、絵本と関連した献立を提供してくれます。その他、絵本カバーのパズル、子どもたちの絵本制作など、絵本に対するこだわりがグループ園の特徴の一つとなっています。

*食育

提携している農園で育てた季節ごとの野菜を園独自の献立に取り入れ、三階の調理室で調理。献立には、行事食や郷土食、伝統食の他、シュウマイや油淋鶏など、各国のメニューも提供されることがあるとのこと!材料の産地も廊下に貼り出されていました。先日は、そらまめくんシリーズの絵本に合わせて、そらまめの皮むきなども行ったそうです。

 

次にお部屋の様子。

0歳児。お部屋を2つに区切って、遊ぶ場所と食事&お昼寝の場所に分けていました。低めのテーブル付きベビーチェアに座っている赤ちゃん3〜4人、大きめのテーブルに4〜5人、をそれぞれ一人ずつの保育士さんが対応。月齢で分けているのかな。座って直接スプーンで口に運んであげたり、自分で食べている赤ちゃんもいました。0歳なのとお昼ごはん中だったので、おもちゃの量は確認できませんでしたが、そこそこ広さがあるので自由に動き回れそう。0歳児のお部屋は事務所と隣接してドアで行き来が出来るので、何かあればすぐに対応出来るとのことです。

次に1歳児のお部屋。お昼ごはんを待つ間、椅子に座って保育士さんが絵本を読んでいました。食べ物が混ざってしまわないように、アレルギーのあるお子さんはテーブルを別にしています。おもちゃや絵本は押入れのような扉付きの壁面収納に片付けていて、子どもたちはそこから自由におもちゃを出したり片付けたりするそうですが、上の段は高くて届かなそう。実質、保育士さんが出し入れしている部分も多いのでしょう。

2歳児は外遊びから帰ってきたところだったので、オムツ姿の後ろ姿しか見れませんでした。

3歳児。制作発表をしていました。みんなで床に円になって座って、一人一人、何を描いたかを発表。

4歳児、5歳児はお昼ごはんを待つ間、絵本を読んだり、椅子に座って一人1つパズルをしていました。IHコンロのキッチンのおもちゃや絵本が棚に並べてあり自由に読めます。お部屋の中に制作物も飾ってありました。

どのお部屋も広さがあり、教室という雰囲気が出来上がっていました。子ども一人一人に名前付きの整理棚が用意されていて、そこにお着替えやオムツを閉まってあり、幼児であれば自分で片付けられそう。自分専用のエリアがある、というのはとても良いですね。ビルの中なので日当たりが無いですが、園舎自体が数年と新しく、全体的に木目でナチュラルな雰囲気が柔らかい印象を与えてくれます。

ちょうど週末に夏祭りが終わったところらしく、廊下や保育室に、ビニールテープを使ったクラゲや袋と折り紙で作った金魚、0歳児は画用紙にクレヨンで線を書いたりしたものを保育士さんが金魚などの形に切ったものが飾ってありました。

カリキュラムや食事などを見ると、とても楽しそうな園生活に思えました。ですが、気になったことが一つ。保育士さんたちの表情が疲れていたというか、明るい笑顔が少なく感じたところ。また、幼児クラスなら園長先生と知らない人がお部屋に入ってきた時に、「こんにちは!」とか「先生誰か来たよ!」とか、何かしら溌剌とした声が子どもたちから出てくるかと思っていましたが、こちらを見てはくれるものの全体的に静か。食事前の落ち着く時間だから、というのもあるかもしれませんが、日常はどうなんだろう…と引っかかってしまいました。

 

 

*見学時間:11時〜

*見学クラス:0〜5歳児

[お昼寝]

・用意が必要な寝具→布団やシーツは園のものを使うので、バスタオル2枚。敷く用と掛ける用。

[オムツ]

・オムツ→紙オムツ持参(一つ一つに記名必要)

・使用済オムツ→園で捨ててくれる

[参観・行事]

・行事→保育士さん主導の夏祭り、運動会、発表会など。土曜日開催中心。

・保育の様子を見る方法→ネットワークカメラ等は無し。保育士による写真撮影、写真の販売あり。

[カリキュラム]

・外遊び→園庭無し。周囲の公園が充実しているので遊びに行く。

・英語/リトミック/体操など→体操、英語あり。

・制作→季節や行事ごとに作り、一年分を冊子にまとめてお渡し。

[食事]

・お昼ごはん→園で調理した給食。独自の献立。

・離乳食→中期食から離乳食OK。クリア食材を指定される。

[保育士]

・園長先生→明るい、ニコニコしていて安心感がある。

・保育士さん→全体的に若そう。

[園舎]

・場所→ビルの二階と三階。

・耐震強度→区の基準

・セキュリティ→ビルの入り口からは誰でもエレベーターで二階へ上がって来れる。二階と三階入り口にロックがかかっている。園内に四ヶ所防犯カメラがあり、事務所でモニターをチェック。

・お迎え→基本、お迎え用のICカードが必要。カードを持っていない人に頼む場合は前もって園に連絡。連絡ない場合は、親に要確認してからの引き渡し。

・周囲の環境→裏を電車が走っているため、外に出れば音はあるが、室内は静か。

[保育室]

・絵本の数→充分ある。

・おもちゃ→おままごとやブロックなど、お部屋ごとに一通りある。

・整理整頓→特に幼児クラスは物が多いのでごちゃっと見えるが、一つ一つは丁寧に整理されている。

・制作物展示→保育室や廊下の天井や壁にたくさん飾ってある。

・壁面の飾り→季節のものを飾ってあった。

[設備]

・園庭→無し。

・プール→無し。世間で水場の事故が多いので、乳児はやらない。幼児は近くの保育園などのプールを借りたりする。

・ベビーカー置き場→有り。

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