娘、1歳になりました!
クリスマスイブ前夜、胎動が無いことに不安を感じつつも、「大丈夫。私の子だから大丈夫。」と根拠の無い自信を握りしめて病院を訪れるや、5時間後に突然の「今産んじゃいましょう」宣告。
「何か問題あります?」というお医者さんの言葉、たぶん一生忘れない。
それから、あれよという間にオギャアと産まれ、頭がぼーっとする中かろうじて娘の頬に触れ、意識があるのに麻酔で動かない下半身に発狂しそうな気分で一夜を過ごし、翌日トイレまでの最初の一歩が悶絶するほど激痛だったこと。
翌朝、胸回りがびっしょびしょで、おっぱいの中にお椀でも詰めたのかと思うほどにガチガチで痛くて目が覚めたこと。最初は5mlのシリンジで初乳を持って行ったなぁ。
昼夜問わず、3時間ごとに8Fと5FのNICUを行ったり来たりした一週間。NICUという万全の設備の中にいるので何の心配もいらないはずなのに、近くに行ってあげたい。それが食事や睡眠と同じくらい当たり前の欲求?になってました。
一緒に退院出来なかったので、その後も一ヶ月弱は3時間ごとに搾乳した母乳を持って毎日病院へ行き、11時と14時に授乳、その後沐浴、を繰り返し。この頃は、夜中に泣いても抱っこしてあげられない事が悲しくて、申し訳なくて、泣いたこともありました。不安定だったのでしょうね。
1月末、本来の予定日の二日前に退院してからは、記憶に留めておく余裕もないくらいにバタバタと毎日を過ごして、あっっっと言う間に、1歳。
娘の微かな気配で目が覚めるから万年睡眠不足、おっぱい吸われる摩擦も切開創も超痛かったし、オムツ替えて、寝かしつけて、腱鞘炎になって。いつからか離乳食が始まって、段階ごとに柔らかさ変えて。その合間にもちろん家事。
よくよく思い返すと、大変だし疲れるし自分の事は何も出来ず娘に振り回されてて、実際、母親業は超ブラック企業だと思う。
でも、今、辛いかと聞かれたら、NO。
それ以上に、娘の笑った顔や成長、存在そのものが与えてくれる喜びや幸せで埋め尽くされてる。
首が座った、腰が座った、ズリバイしてハイハイして、歯が生え始めて、つかまり立ちして、ママと呼んで。その度に、私含めまわりを幸せで満たしてくれる。
娘、1歳のお誕生日おめでとう。
私をママにしてくれて、ありがとう。