片道1時間ちょいの実家へ、娘と一緒に羽伸ばしに帰ってきました〜♪
普段は、夫か私のどちらかが娘と遊んでいる間に片方が家事をやる事が多いので、1対1になりがちですが、今回は、じぃじ&ばぁば&ねぇね&私、の4対1。ほぼ全ての大人が全方位構ってくれるので、娘にとっては、天国ですね〜(笑)
復職してから初めての連泊帰省だったので、私自身にとっても極楽浄土だったのですが…逆に物凄く反省したことがあります。
それは、実家で過ごしているほうが、
娘の遊び方と表情が豊か
という事。実家の方がおもちゃがたくさんあるわけでは無い(むしろほぼ無い)し、テレビでYoutubeやAmazonプライム・ビデオが見れるわけでも無いのに、すごく楽しそうでした。どんな遊びをしていたか、というと、
- 電話台に置いてある付箋やシールを見つけて、そこら辺に貼りまくる。
- トイレットペーパーを転がして追いかける。
- ばぁばのバックを首から下げて、お菓子やクレヨンなど小物を詰めてお買い物(ごっこ)。
- 買い物バックに、ニンニクやキウイ、レモンを詰めてお買い物(ごっこ)。
- トイペやラップの芯にクレヨンでお絵描き。たまに、籐の絨毯にグリグリ描いてる。豪快に。
- 家の中の段差で昇降練習。
- 子ども用のイスを好きなところに運んでは小休止。
- 誰かが外出する時は、玄関までお見送り。
- 「ぽぽーい」と言いながら、(自分的に)必要無いものをゴミ箱に捨てる。
- テレビ台の下や電話台の下などの見える収納部分や、ちょうど背伸びして目線にあるものを、手探りで触ってみる。
- 洗濯物干しの下のトンネル状のところをハイハイで潜入。
もちろん、これら全てに大人が反応してくれるから、楽しいというのもありますが、実家の方が家が広くて物が多い、というのを差し引いたとしても、好奇心の爆発具合が違いすぎ。
我が家の場合、
- 細かいものは扉付き収納に仕舞っているので、そもそも目につかない。
- 口に入れるので、油性クレヨンではなくプラスチッククレヨン。
- 家具は子どもの手では移動できない。
- 狭い所には入れないような家具の配置。
- 子どもの行動範囲内にゴミ箱を置いていない。
- 紐など首に引っ掛けるようなものは置いてない。
- キッチンの入口とテレビ台には、安全扉&柵。
周りのママ友からの情報のほか、アンテナに引っかかる情報からは大きく乖離していないし、安全対策として、区も推奨してる。むしろ、家具の角とかそのまんまだし、足りないくらいだと思ってましたが…。
子どもに危険だと教えることや周りの大人が目を離さないことなど、ハードに安心して、ソフトの部分を疎かにしている自分に気が付きました。そして、子どもの遊びを妨げ、学びの場を取り上げてしまっている、ということにも。
子どもに痛い思いや苦しい想いはさせたくないのは、親として当然な想いです。でも、よくよく考えてみると、安全な環境を最初から用意してしまうのって、とても危険なことですね。何が危険なのか、何をしたらいけないのか、子どもが自分で気付くことも考えることもなく、その中では安全に過ごせてしまうんですから。一歩外へ出たら、危険がいっぱいなのに。
とは言え、朝から晩まで分刻み、マルチタスクで動いていて、毎度立ち止まって一つ一つ丁寧に教える、なんて余裕が無いのも事実。昔と違って、大人の目が圧倒的に少ないし。でも、言われるがまま、与えられる情報のまま、疑問にも思わなかったことは恐ろしいことです。
ハード面は最後の砦。自分で考え、判断出来るように、もっともっと、娘とコミュニケーションをしたいと思います。
実家では畳の部屋で寝るので、ゴロンゴロン転がり放題、気付くとアウトオブ布団。畳の上や襖の角で寝ていました。冷たくて気持ちいいのか…?こんな事でも、子どもにとっては良い経験なんでしょうね。