東京バレエ団『ねむれる森の美女』観劇

めぐろバレエ祭りで、東京バレエ団による、子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』を観劇してきました。

足のポジションと慣れないステップの練習でテンション⤵︎⤵︎⤵︎な娘に、(数年先の)完成形を見せることで、やる気UPを狙う目的でしたが…。

これまで、剣道・水泳・バスケ…いわゆるスポーツを中心とした青春時代を送ってきた私。
バレエとは無縁、かすってもいない。むしろ、バレエをスポーツ寄りに捉えていたので、娘のやる気云々はさておき、私のほうが今回の観劇で認識変わりました…!

まず、踊るだけじゃない。(当たり前)

音楽に合わせて踊る、それはそうなんだけど、そうじゃないの(笑)
バレエは表現、舞台芸術でした。

セリフや歌詞がない。(言われてみると…)

踊りとマイム(ジェスチャーみたいなの)で表現する、非言語コミュニケーション!

よく、バレエ(鑑賞)は難しいと聞くけど、それは確かにその通り。

今回は、ディズニー映画でストーリーのインプット完璧ってことと、子ども向けにわかりやすく仕立てられている&マイムを事前に教えてくれたおかげで、初心者が『楽しい』と思えたんだと思います。

でも、何を表現してるのか?が、わかってくると、一気に自分と舞台の距離感が縮まって、自分も一つの芸術を支えているような気分になるのが中毒的(私だけ?笑)。
気付いたらバレエ鑑賞に沼ってそうです。

本来の目的である娘のテンションは…と言うと、
「あ、あれ王様って意味だね」
「呪いで死ぬんじゃなく、眠るようにしたって言ってるね」
と、マイム分からず飽きるかと思えば、よく見て理解してるし、楽しそうで目がキラキラしていました。
子どもも大人も一緒。やっぱ中毒性あるんだわきっと。

舞台衣装もセットも、カラフルでとても可愛く、私も娘も良い経験ができました。
今回、観に来てよかったです。


ちなみに、同じ言葉(日本語)を話してるはずなのに、なぜか会話がキャッチボールにならない人、会話が成り立たない人っていますよね。
彼らを前のめりに理解したい!理解できて嬉しい!とも思わないけど、非言語コミュニケーションを取り入れるのは良いかもと思いました。
(何の話)

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