2歳だから仕方ない?

気持ちを整理するのに時間が必要で、しばらく文字に出来ずにいましたが…。
先日、こんな事がありました。

出来事①
娘が滑り台の上で屈もうとしていたところへ、後ろから来たアブ君が、足(素足)で、娘の背中をグイグイ押し始めました。娘が「やーめーてー」と言ってもやめず、下にいた私と夫は、「押さないで?蹴らないで?」と声をかけたのですが、やめてくれず。同じく下にいたアブ君ママも小さな声で何か言ってましたが、アブ君は聞いていない。ちゃんと座れてなかった娘は、片足が曲がったまま押し出されて泣き、滑り台途中で夫が抱き上げました。直後、滑り降りて来たアブ君は、近寄るアブ君ママを素通りして、再び滑り台へ。

出来事②
場所を変えたものの、娘が滑り台したいと言うので、私が上へ登り、滑り出しのところで補助していました。再び娘の後ろに来たアブ君、やはり、娘が座ろうとしている途中に、押しのけて滑ろうとするので、「危ないから待ってね〜順番だよ〜。わ、待てて偉いね〜。」と、私が制止しました。それが2回ほど。その時、アブ君ママとアブ君パパが、滑り台の脇で話していました。

出来事③
娘が階段を登っているのを見ていると、真後ろにアブ君が登り始めましたが、階段のところには夫が居るのと、アブ君パパも少し離れたところに来たので、私はそのまま上から見ていました。が、何やら夫とアブ君パパが話し始めたので急いで降りてみると、どうやら、後ろから来たアブ君が、階段を握る娘の手を払おうとしたが娘が手を離さなかったので娘の手を噛んだそう。警戒しつつも噛まれるとは思って無かった夫が驚いて、「ちょ、何してんの」と言って止めたようです。私が見たのは、アブ君パパが、「オ〜ダメよ〜」とニコニコとアブ君を抱き上げたところでした。

そこから。

夫「危ないのでちゃんと止めてくれませんか」

アブ君パパ「2歳の子どもだから」

夫「いや、2回目なんですよ、ちゃんとダメだと教えてくださいよ」

アブ君パパ「いやだから、2歳の子どもに怒鳴ってもわかるわけないでょ!なんで怒鳴るの!怒鳴ったらダメだ、絶対ダメ!子どもにそんなことしたらダメ!」

私が間に入って止めると、夫は娘を連れて少し離れましたが、アブ君パパは「子どもに怒鳴るなんて絶対ダメ」を繰り返すばかりで、こちらの話も聞かないので、アブ君ママに「旦那さんを止めてもらえませんか?話ができません。」と言うも、何も言わず何もせず、アブ君パパの陰に隠れるのみです。

ちなみに、夫は怒鳴っていません。私は上から見ていたので。

アブ君パパと、何とか落ち着いて話そうとしますが、こちらの話は全く聞かず、終いには、「子ども同士のことで、親がこんなに時間を使うなんておかしい」と言う始末。

最後は、その場に居合わせた弁護士のママさんが、間に入ってくれました。アブ君が娘に「ごめんね」と、何をされたのかもよく分かってない娘は「うん、いいよ。」と握手。「子どもたちが楽しく遊べるのが1番だから」ということで、夫は「自分も感情的に強く言ってしまったかもしれませんので、そこは悪かったと…」と言ったのに対し、「子どもに怒鳴るのはダメだ絶対」と言い続けました。
自分の子がした事と自分達の行動を棚に上げて、まだ言うか。

アブ君の最初の行動にカチンときたのは事実です。それでも、2歳の子ども同士のことと飲み込める範囲。

私と夫が許せなかったのは、最初の出来事の時点で、他人に怪我させるような事をしている自分の子どもを止めない、謝らないアブ君ママ。そして、事が起こる前に対応しなかったアブ君パパ。何度もこの出来事を考えてみましたが、やはり納得出来ないのは親の対応です。そして、最後まで謝らなかった。

2歳だから何なの?
『言ってもわからない』で、他人を怪我させることを、親が正当化するな。そんなのが通用するのは身内だけだっつーの。逆の立場で、アブ君が一生残るような大怪我しても『2歳だから仕方ないよね〜』て言えんの?
子ども同士で解決出来るように、今は大人が介入して教えていく段階なのね。あんたの国では、言ってもわからない人間は、何やっても許されんの?
今の時代、色々うるさいからあまり無いけど、子どもがいけない事をしていたら他人からも叱られるのは、日本では普通にあり得ることですけど?
そもそも、『2歳は言ってもわからない』なんてことは無い。じゃあ、3歳になったらいきなりわかんの?4歳になったら突然出来るようになるわけ?『言ってもわからない』のは、あんたらがそう思って育ててるから、そう育ってんだろ。人の背中を足で押すとか、退かせるために噛むとか、行為自体が粗野粗暴でビビるわ。

あー、腹立つ。

第三者として見れば、もっと良い対応や解決法があったかもしれませんが、言うべき事は言い、最後に一歩引いた夫を見直しました。その姿で、私も冷静に言葉を選びながら話せたのです。
正直、腹の虫は治りませんが。なので、こちらでストレートに吐き出しました。

これでこの件は、終わりにします。



タイトルとURLをコピーしました